Green Earth Project NF講演会のお知らせ

こんにちは、Green Erath Projectの妹川陽香です。
今回は、京都大学の学園祭であるNovember Festivalの最終日、11月26日に開催される講演会についてのお知らせをさせていただきます。


NF講演企画―3.11(これ)からの環境問題―
この春東北を突如襲った大地震地震の被害はさることながら、地震によって引き起こされた津波、そしてその津波によって引き起こされた原発事故によっても東北地方は大打撃を被りました。
原発に関しては昔から賛否両論、様々ありました。しかし、日本で起こった原発事故3.11 を機に日本は勿論、世界は脱原発へと舵をきろうとしています。舵をきるということは原発、そして近い将来には必ず枯渇する石油資源にかわる新たな代替エネルギーを模索するということです。
原発事故の後遺症と今もなお、そして遠い未来に至るまで付き合っていかないといけない現状が存在するにもかかわらず日本のマスメディアでは現在、放射線で汚染された水の処理などの目下の課題ばかりに振り回されている感が否めません。
このような状況下において3.11 後のこれからの日本はエネルギー問題に対して、対症療法ではなく、長期的な視野をもち、どのような対策をうつべきなのかを国民全体で考える必要性を感じました。日本が抱えるエネルギー問題や世界的な動向である低炭素社会に向けて、これから人々のライフスタイルはどのように変化していくのか、変化していくべきなのかが今回の講演の一貫したテーマです。

これは、環境問題の重要性の啓発を目標に掲げる私たちの、学生だけでなくより幅広い層にも啓蒙活動を行っていきたいという願いのもと、企画された講演会です。

地球上に居を構える一地球民として、自らが地球環境に対して背負っている責任の重さを再認識し、今後のライフスタイルをどのように改善していくべきか、この機会に考えてみませんか?

《講演会詳細》
日時:11月26日(土)13:00〜
場所:京都大学法経本館法経第二教室
第一部:講演形式
講演者:京都大学名誉教授 内藤正明
    環境エネルギー政策研究所主席研究員 松原弘直
第二部:パネルディスカッション形式
コーディネーター:京都大学教授 塩路昌宏
パネラー:気候ネットワーク主席研究員 豊田陽介
     京都市温暖化対策室室長 藤原正行
     同志社大学エコプロジェクト 丸吉宏和
                              (順不同・敬称略)

環境問題に取り組む様々なセクターの方からの貴重なお話が聞けると思います。
是非、足を運んでみてください!

文責:アイセック京都大学委員会 Green Earth Project 妹川陽香