「海外フェア」を開催しました!

こんにちは、広報局の妹川陽香です!

今回は、先週の火曜日に行われた「海外フェア」の報告をさせていただきます。

「海外」に漠然とした興味は持っているけれど、その実態を具体的に知ることのできる機会が見つからない。そして気が付けば結局何もせずに大学生活が終わりかけている…
そんな方は意外と多いのではないでしょうか?
それでは勿体ない、少しでも海外に興味を持っている学生に海外というものを身近に感じてもらいたい!というのが今回のイベントのコンセプトです。

当日はイントロダクションから始まり、アイセックの説明、講師による基調講演、OBインターン生3名と留学経験者2名による説明会を行いました。
新入生を中心に、なんと約60名のお客様にご来場いただきました!

基調講演では、京都大学国際交流推進機構の長山浩章教授にお話をしていただきました。
グローバル化が加速する現代の社会において求められているのは、国境を越えて活躍できるグローバルリーダー。そこで大学生のうちに海外経験を積むことがいかに大切か、ということをご自身のご経験に基づいてお話してくださいました。
現在大学での交換留学に申し込むには2年前からの準備が必要です。つまり就職活動のスタート地点を考慮すると、決断は1回生の段階で求められているということになるのです。
この春インターンシップに参加した私個人としても、この2回生の春休みがラストチャンスだったのかな、と感じています。
新入生の皆さん、迷っている時間はありませんね!

軽く休憩をはさんだ後は、カナダ、ドイツへの留学経験者、ウガンダチュニジアベトナムへのインターンシップ経験者にご協力いただき、
各ブースに分かれてもらった参加者に対して、説明会を行っていただきました。

(写真)

私は留学生の方々のお話を伺ったのですが、特に印象的だったのは、「留学においては目的が必要だ」ということと、「コミュニケーションをとるにあたって必要なのは語学力ではなく、知りたい、教えてもらいたいと思うこと、そしてそれを相手に求めることだ」ということでした。
「留学」に語学スキルの向上を目的として参加しようと思われる方も少なからずおられるかと思います。
ですが留学経験者の方のお話によれば、
英語はあくまで手段に過ぎず、その先に何かを求めて留学に行かないと後悔するよ、とのことでした。
また、お二方とも、やはり長期で行かれるメリットとして、「深く、広い人脈」を挙げられていました。
こればかりは、インターンシップ、留学といった比較的長期にわたる滞在でしか得ることのできないものですよね。

さてその後の交流会では、インターンシップや留学で海外へ是非行ってみたいという新入生、あるいは自分の大学生活を振り返って焦ってしまったという上回生、様々な声をお聞きしました。

「海外、一度は行ってみたいのだけど…」
語学力、お金、時間、大学での授業など、さまざまな理由で足踏みしておられる方も多いでしょう。
今回のイベントが興味を実行へ移す決断のきっかけになってくれれば、と思います。


文責:アイセック京都大学委員会広報局
妹川陽香