国際会議に行って来ました!!

みなさん!こんにちは、私はアイセック京都大学委員会の奥野陽太です。今回は3月11日〜3月17日にモロッコマラケシュで行われた国際会議に参加して来ました。
国際会議というのは、世界各地に拠点を置くアイセックのメンバーが集い、アイセックインターナショナルからのフィードバックを受けたり、参加者同士が互いにディスカッションやセッションで意見交換をしたりして交流を深めたり、互いの国が欲してる研修生の情報を直接face-to-faceで交換するための会議です。この春は東京、ギリシャ、モロッコ、モザンピーク、などで開かれましたが、私はそのうちのモロッコで行われたMENA地域(Middle East and North Africa)を主要なターゲットとした国際会議に行ってきました。

・さてここからはその国際会議での体験ですが、やはり国際会議というだけあって、世界中から人が集まっていました。モロッコセネガルチュニジアバーレーンなどの近くの国々、オランダ、スペイン、ロシアなどのヨーロッパ、果てはアメリカやカナダといった北アメリカからも来ていました。アジア勢は日本と中国くらいしか見かけなかったです(あまりに人が多くて私が見つけられていないだけかもしれません)。なかでも日本からは11人と多くの参加者がいました(遠いのに!)。

・最初にも書いたように、真面目なコンテンツとしてはセッションが多かったです。詳細については略しますが、ただ一つだけ言いたいのは全てのセッション、ディスカッションが英語で行われていたこと!自慢じゃないですが、僕の英語能力はおそらく大学生平均のそれです。にもかかわらず、日本人参加者以外の参加者は全員英語ペラペラ(実際のところどうなのかはわかりませんが、私視点では、皆がネイティブに見えました!訛りはあったけど)。正直なところ、英語を話せない身にてセッションやディスカッションに参加するのはものすごい苦痛でした。ですが、このようなセッション以外の時間では、パーティーがあったり、昼食・夕食などは90分も時間がありいろんな人と絡めたりで楽しく過ごせました!

・簡単に要約してしまうと、上のような感じの7日間だったのですが、その中で得たものはたくさんありました。一つ目に、自分の意見(目標)をしっかり持つ必要性。例えば海外から来ているアイセックの人々に「どうしてアイセックの活動をしているの?」って聞くと、ほとんどの人から即答で「○○に役立てるため」といったような回答が返ってきました。自分なら答えられるか?このような質問だけでなく、会議中のあらゆる場面で意見をしっかり持って、会議に臨んでいました。これは見習わなくてはならないなと感じました。二つ目に、やっぱり英語の必要性。巷でもグローバルになっていく世界を相手に、英語はしゃべれなければならないといったことをよく聞きますが、そのことを知識としてではなく感覚として、肌で感じました。ディスカッションで自分の意見を持っていても、それを発信する英語力がなければ意見なんてないのと同じ。相手にもしてもらえません。一つ目に学んだこととセットとして大事なことかなと思いました。そして、三つ目が、とりあえず挑戦すること。今回国際会議というものが具体的にどのようなものであるか、いまいちイメージが付かずに参加申し込みをしましたが、振り返ってみて、参加してよかったなと思っています。だってたくさんの人と出会え、多くのことを学べましたから。
とまあ、短いですがこのような感じの国際会議参加体験談でした。

文責 京都大学工学部工業化学科2年生 奥野陽太