2009年度京都着物企画

こんにちは!京都着物企画代表兼広報局の袴田です!
京都大学総合人間学部の3回生です。

私たち企画事業部は、海外インターンシップ以外の方法で
社会に対して良いインパクトを与えていこうという考えのもと、
各種イベント運営や講演会の開催、店舗運営といった様々な活動をしています!

現在は、京都着物企画というチームが活動をしており、
「日本の若者に、もっと伝統文化の魅力を感じ・体験してもらいたい。
若者の力で伝統文化を盛り上げ、維持していきたい。」
というテーマを掲げています。

今年度は、以下の3つの活動を行う予定です。
○和風アート融合着物ファッションショー
若者が共感できるようなモダンなショーを行い、伝統文化への関心を高めると同時に
体験につなげていけるようなものを目指します。
書道家の松井三喜さまと、財団法人池坊華道会中央委員の林花奈さまのご協力のもと、
書道といけばなと着物を組み合わせたステージパフォーマンスを行います!

○着付け講習会
上記のファッションショーを見て興味を持ってもらった方に体験の機会を、ということで、
着物の着付け講習会を行います。
着物を着た後は、散策にでかけたり、伝統文化体験を行う予定です。

○アンティーク・セレクト着物ショップ「ichi・man・ben」運営
東京山喜株式会社さまのご協力の下、三条柳馬場にある着物ショップの運営に携わっています。
今年は、着物のファッションショーでも協力をしていきます。
店舗の詳細は以下のURLをご覧ください♪
http://www.ichimanben.com/

ちなみに、昨年度は以下のような活動を行いました。
和文セミナー‘Japanotice(じゃぱのてぃす)’
「Japan」+「Notice」ということで、日本に魅力に気づいてほしいという思いの下、
大学生と留学生を対象に、いけばなと着付けの連続セミナーを開催しました!

まずは、参加者の募集から始まります。
様々な雑誌に掲載をさせていただいたり、構内でフライヤーを配布したりしました。

↑実際の記事です。
この他にも留学生向けに英語のフライヤーも作成しました。

広報活動と並行して、講師の方とイベント内容の打ち合わせを繰り返します。
昨年は、
財団法人池坊華道会中央委員 林花奈さま
全日本きもの振興会正会員 柾木良子さま
を講師としてお招きしました!
若者が自由に、気軽に伝統文化を体験できるようにということで、
複数回の打ち合わせを経て、内容を相談していきました。

いよいよ、イベント当日です!
イベントの運営をしながら、参加者や講師の方と交流をします。
参加者の生の声が聞けて、一番達成感が得られる瞬間です!

↑いけばなの回の写真です。

気軽に自由にいけばなを、ということで、
器から手作りで、ペットボトルに和紙やすだれをまいて
オリジナリティあふれる作品ができあがりました!
池坊のインターネット華展にも応募し、参加者の方の作品が優秀賞に選ばれました!

↑優秀賞となったKara Grimsleyさんの作品。

また、着物の回では、初心者でも簡単にできる半幅帯の結び方を教えていただきました。

↑まずは帯から練習します。


↑トルコからのインターン生、Burakさんにも参加してもらいました。

さらに、セミナー後には、高校生にも伝統文化の魅力を感じてもらいたい、
ということで、京都の花園高等学校茶道部の生徒さんに
いけばなのセミナーを開催しました。

茶道と関係の深いいけばなについて、気軽に体験してもらえるよう
器も手作りで、自由花を体験してもらいました。

花園高等学校茶道部の皆さんと

今年度も、着物やいけばな、書道がきっかけとなって
日本の伝統文化に魅力を感じる若者がもっともっと増えればよいなと思っています。
イベントを運営するには、多くの困難が伴いますが、
普段出会うことのできない社会人の方々から活動に共感し、協力していただけた時や
イベントの参加者の方がイベントを楽しんでいる様子を目にできた時が
私たちにとって、何よりの原動力となっています。

今年度もメンバー一同努力してまいりますので、よろしくお願いいたします!!