2009年度受け入れ事業部

こんにちは!受け入れ事業部代表の杉浦です!

私たち受け入れ局では、海外の学生が日本の企業で
インターンシップをするお手伝いをしています。
現在はケニア出身の方が某企業でインターンシップをされています。
メンバーと動物園に行ったり、新入生と交流したりと、
日本の滞在を楽しんでいるようです。
夏には韓国の方をはじめとした数人のインターン生が来日する予定です。
メンバー一同楽しみにしています♪♪♪
増々受け入れ事業部が活気づきそうです^^

今回は受け入れ事業部の主な活動を紹介させていただきます。

インターン生が日本でインターンシップをするには、
受け入れてくださる企業がいなくてはいけません。
私たちの活動は外国の学生を受け入れてくださる企業を探すことから始まります。
電話をかけたり、手紙を書いたりしてアポイントメントをとり、
スーツに名刺、提案書を持って企業の方に会いに行きます。
緊張してしまい、なかなか言いたいことを伝えられなかったり、
企業の方の勢いに飲み込まれてしまったりすることもありますが、
こちらの想いが伝わり、受け入れてみようとおっしゃっていただいたときには
感動がこみ上げてきます。
このご時世で、経済的な理由から断られてしまうことが多いのですが、
今年度はこのご時世だからこそ海外のインターン生を受け入れることが
その企業にとってメリットとなるようなインターンシップを提案していきたいと考えています。

受け入れていただけることが決まったら、
次は企業が求めるスキルや語学力を持った学生を探します。
英語のやりとりは大変ですが、
インターン生が来日することを励みにこの作業を行っています。
何名か条件にあう学生が見つかったら、企業の方に電話面接や、
課題を課すことによるスキルチチェックを行ってもらい、
実際に受け入れていただくインターン生を決めていただきます。

受け入れていただくインターン生が決まったら、
VISA取得のための手続きを行います。
この書類作成もほとんど私たちが行います。
入国管理局に提出する書類なので、
ミスがないようかなり神経を使います。どきどきはらはらです。

入国管理局に書類を提出したらあとは
在留資格認定証明書が交付されるのを待つだけ。
この在留資格認定証明書をインターン生に送付し、
現地でVISAをとってもらい、インターン生の来日をひたすら待ちます。

私は受け入れ局で活動していて一番心に残るのが
インターン生の来日の瞬間だと思っています。
たくさんの企業に受け入れを打診し、インターン生を探し出し、
神経のすり減る書類作成をし、やっとこの瞬間を迎えるのです。


インターン生が来日した際の写真。

インターン生が来日したら、用意しておいた住居への入居の手伝いや、
外国人登録の補助等を手伝います。
また、インターン生と一緒に社会問題について討論したり、
観光に行ったりすることで日本でのインターンシップ
もっと濃いものにすることができていると思っています。


エジプト出身のインターン生、アフリカ出身の留学生、
日本人学生を交えてディスカッションをしました。


同イベントの最後にとった写真です。

インターン生が帰国してしまう瞬間は寂しいですが、
インターン生に「ここでインターンシップができて本当によかった」と
言ってもらったときの感動は何事にも代えられません。
アイセックやっててよかったぁと思う瞬間です。

私は2年間受け入れ事業部で活動して
様々なステキな出会いを経験してきました。
受け入れ企業の方や、受け入れは会社の都合でできなくても、
活動にアドバイスをいただいたりしている企業の方、
常日頃から活動に意見やアドバイスをくださる教授等、
また、同じ学生でありながら自分たちとはまた違った意見を持っている海外の学生。
私はそのような方々にお礼がしたくて、今年の1月にイベントを行いました。
そのイベントは私が担当していたインターンシップの報告会でした。
残念ながらインターン生は母国に帰ってしまっていて
参加できなかったのですが、受け入れ企業の社長さん、
受け入れを打診したことのある企業の方、いつもアドバイス
いただいている京都大学の院生をお呼びしました。
受け入れ企業の方に「インターンシップを振り返ることが
できて有意義な機会だった」というお言葉をいただいたり、
他の参加者にも「アイセックの活動を知ることができて
今後のアイセックへの関わり方を模索することができた」という
お言葉をいただいたりしました。
今後もアイセックを通じて出会うことのできる方々に
感謝をしながら活動していきたいと思っています。


企業の方の生の声を聞くことができて、
アイセックのメンバーにとっても濃いイベントでした。

最後は個人的な内容になってしまいましたが、
それぞれのメンバーがそれぞれの想いを持って今年も活動しております。