開発ビジネスプログラム主催 ラーニングイベント

こんにちは!
受け入れ事業部 開発ビジネスプログラム(以下DBP)1回生の嶋田大輝です。

今回は、7月5日に行われたDBP主催のラーニングイベントについて報告します。
今回のイベントは、DBPのプログラムのテーマである

「貧困問題が解決され、すべての人が目標に向けて努力することのできる社会の実現」

を目指す一環として、僕たちを含むアイセックの学生を対象に、これからの途上国支援のあり方について考えてもらうということを目的として開催しました。

イベントは、
・第1部 これまでの援助 これからの援助
・第2部 Case Study-支援について考えてみよう-
・第3部 国際エンゼル協会様による講演
という構成としました。

◆第1部◆<慈善型援助><技術移転型援助><自立支援型援助>という分類でそれぞれの失敗・成功の事例紹介を行い、
・年代を経て「自立支援型」の援助が多くなってきていること
・長期的な現地の発展という視点からみたときには、「自立支援型」が総じて優れていて、これから増やしていくべきであること
ということを参加者に知ってもらいました。

◆第2部◆
4班に分かれてグループワークをしました。
今回のケースは
「自分が先進国Aの高官ならば、食料不足に苦しむ途上国Bに、どのような長期的支援を行うか」
というものです。
各班の発表では独創的な案が多く飛び出し、白熱した質疑応答が繰り広げられました。

◆第3部◆
この部では特定非営利活動法人国際エンゼル協会の加藤圭二様に、
実際に支援を行っている立場からの講演をしていただきました。
国際エンゼル協会は「世界に愛を」をスローガンに、バングラデシュをはじめとする途上国に支援活動を行ってらっしゃる団体です。
協会の奨学金によって花売りから建築士になった少年の例など、
本当に素晴らしい活動の数々を紹介していただきました。
この8月にもバングラデシュでトイレ作りのワークキャンプを開催するそうですよ。
DBPl3

今回のイベントを通して、援助の難しさ・奥深さを知った半面、果敢に草の根援助を続けている加藤さんらの活動からは、
実際に動かないことには何も始まらないことも再確認させられました。

改めまして、加藤さん・エラストゥスさんをはじめとして
参加して下さったみなさん、本当にありがとうございました。