グローバルフェスタに参加しました!

初めまして、送り出し事業部Global Awareness Programの種野香織です。
遅くなってしまいましたが、11月7日に私達アイセックメンバーと、
当プログラムのインターン生が、宇治市立南宇治中学校で開催された
グローバルフェスタに講師として参加してきましたので、報告させて頂きます。
インターン生は、この夏インターンシップに行き、
帰国された田窪朋広さんと岸茉利さんが参加されました。

グローバルフェスタとは、南宇治中学校で毎年、
「総合的な学習の時間」の一環として行われている国際理解学習です。
学年毎に違う内容が用意されており、私達は3年生の授業を担当させて頂きました。
3年生は3クラスあり、私たちは2コマの授業をさせて頂くことになっていたので、
まず1コマ目、各クラスにそれぞれ田窪さん、岸さん、
アイセックメンバーが講師として入り、
2コマ目は、それぞれ別のクラスで同様の授業をする、という形をとりました。
それでは、それぞれの授業の様子を紹介させていただきます。

まず田窪さんの授業の紹介をします。
インドにインターンシップに行かれた田窪さんは、
インターンシップ中に撮影した写真を使いながら、
インドでの体験について紹介してくれました。
中学生たちは異国のインドの生活習慣に大きな興味を示していて、
盛んに質問を出してくれました。また、インドについてのクイズを行うと、
答えの意外さに中学生たちは驚き、日本との文化や習慣の違いを感じられたようでした。
最後にはチャイをみんなで飲みました。かなり好評で、中には生姜まで食べる生徒もいました。
朝早くから準備した甲斐がありました。
田窪さんの温和な人柄と、生徒目線での説明の仕方もあり、授業は終始和やかでとても楽しいものでした。

次に岸さんの授業の紹介をします。
フィリピンにインターンシップに行かれた岸さんは、
フィリピンと、岸さんのインターンシップの内容について紹介してくれました。
岸さんが現地で撮った写真を見せて、楽しそうな様子を紹介すると、
生徒たちも興味を持っているようでした。
また、岸さんが、実際に売春の被害に遭った少女と出会ったという話をしていたとき、
それまでふざけていた生徒も真剣な眼差しで聞いていたのがとても印象的でした。
最後にフィリピンのフルーツに関する簡単な記憶ゲームのようなものをして、
現地の料理として揚げバナナを食べてもらい、授業が終了しました。
中学生にはやはり小難しく説明するより、お腹に覚えさせた方が早いのだなと思いました。

最後に私達アイセックメンバーの授業の紹介をします。
私達はスタディツアーとして8月30日〜9月6日までベトナムと香港に行ってきました。
というわけで、まずベトナムと香港の紹介をしました。
中学生に異文化に触れることの楽しさを知ってもらいたい、
と思っていましたが授業の最後に行ったアンケートで、
「海外に行きたくなった」という回答が多く嬉しかったです。
次に、様々な国の料理や習慣などについてのクイズを、
班に分かれてもらい、グループワークという形で行いました。
グループワークになるとかなり盛り上がり、珍回答が出たりして、わいわいと楽しくやることができました。
最後に、中国の料理の、大根の氷砂糖蒸しを食べてもらいました。
これは甘すぎたらしく不評でした(笑)
しかし、「甘すぎるだけ、まずくはないよ!」「あたしはこの味好き」などと言ってくれる生徒もいて、
生徒の優しさに触れることができました。

今回のグローバルフェスタでは、日頃なかなか交流できない若さあふれる中学生と交流でき、
授業をさせて頂いた私達もとても楽しかったです。準備が遅くなってしまったり、
当日時間配分を間違えて焦ってしまったり・・・と至らないところも多々ありましたが、
学校の先生方のおかげでなんとかやりきることができました。
最後になりましたが、協力して頂いた南宇治中学校の皆様、
岸さん、田窪さん、本当にありがとうございました。