ステイクホルダーズパーティ実施のご報告

こんにちは。受け入れ事業部代表の杉浦佑子です。
今回は12月12日(土)に開催いたしました
「平成21年度 アイセック京都大学委員会ステイクホルダーズパーティー」の
ご報告をさせていただきます。

本イベントは、「日頃からお世話になっているステイクホルダーの皆様に
もっとアイセックのことを知っていただきたい」、
「私たちと皆様の関係のあり方について考えたい」、
「活動の質を上げ、より多くの方に満足していただけるよう、ご意見を伺いたい」
―そのような想いのもと開催いたしました。
21名ものステイクホルダーズの皆様にお集まりいただき、
アイセックメンバー38名が参加いたしました。
まずステイクホルダーの皆様にアイセック京都大学委員会の様々な活動をご覧いただきました。
インターンシップ事業部に関しましては、
ひとつのインターンシップに関わっているステイクホルダーの方も交えてご紹介できたことで、
インターンシップの有用性をお伝えできたのではないかと思います。
実際にインターン生をこれから受け入れていただく企業の方からは、
「実際にインターンシップに行かれた日本の学生の話を聞いて、
受け入れる側としても目的や、それを達成したら何があるのかをよく考えていきたいです。
送り出し側の苦労がわかりました。
事前準備の必要性を理解できました。」というお声をいただきました。
また、企画事業部に関しましても、
現在ある京都着物企画の活動紹介や過去の企画事業についてご紹介させていただいたことで、
アイセック京都大学委員会が単なるインターンシップ営団体ではなく、
大きな理念を掲げ、社会問題を解決すべく活動しているのだということを
少しでもご理解いただけたのではないかと存じます。
外部アドバイザーの方々から、「学生だからこそできること。
もっと自信を持って、しっかり考えるべき」という励ましを多くいただきました。
一方で、受け入れ企業の方からは
「企業におけるインターンシップをよいものにしようとすることに加えて、
アイセックの目指すことにも協力することは難しい」というお言葉をいただきました。
アイセックが特定の社会問題の解決を目指して活動していくことに関しては、
そのあり方やステイクホルダーの方々の巻き込み方について
より考えるべきという課題を見つけることができました。

後半に行いましたグループディスカッションでは、
アイセック京都大学委員会との関わり方別にグループに分かれていただき、
アイセックメンバーと議論を交わしていただきました。
賛助に関して議論したグループでは、
実際にご自身もNPOとして活動なさっているステイクホルダーの方に、
「メンバー全員が賛助をいただいているのだということを意識し、
その期待に応えられるような活動を行わなければならない」というお言葉をいただき、
まだまだ活動に対する意識に甘えがあるのではないかと反省する機会になりました。
他にも、社会において、
アイセック京都大学委員会がどうあるべきなのかということを考えさせられるご意見をたくさんいただき、
メンバーにとって、今後の活動を考えるよい機会になりました。


最後には懇親会を開催しました。
ステイクホルダーの方同士や、アイセックメンバーとお酒を呑みかわしつつ、
様々なお話を楽しんでいただけたかと思います。

私はある活動をよりよいものにしていくためには、
まず、その活動に関わる全ての方の本音をお聞きすることが必要ではないかと考えます。
本イベントを通して考えたことを、今後の活動に必ずや活かして参りますので、
今後ともアイセック京都大学委員会を何卒よろしくお願いいたします。


文責:ステイクホルダーズパーティー実行委員長 
受け入れ事業部代表 杉浦佑子