討論会〜貧困解決へ〜

こんにちは!
送り出し事業部 Poverty Solution Program の
道久真理絵京都大学総合人間学部1回生)です。
インターン候補生が海外インターンシップを行うに当たっての事前準備の一環として
7月3日(土)に行われた討論会について報告させていただきます。

まず、インターン生の緊張をほぐして潤滑に討論を行うために、
1回生が企画してジェスチャーゲームをしました。
「にわとり」「AKB48」「捻挫」など時には難しいお題が出され、
1人がジェスチャーをして、それを見て他の人はお題が何かを当てます。
おもしろいジェスチャーがたくさん見られて、とても盛り上がりました!

さて、討論会です。
今回は、これまでに行った教授・団体訪問の報告、
私たちのプログラムのテーマである貧困問題についてのグループワークを行うとともに、
NPO法人道普請人(みちぶしんびと)の副理事長の喜田清様と
理事の福林良典様に外部講師としてお越しいただき、お話をしていただきました。

教授・団体訪問は、貧困問題解決のために活動されている方や企業様にお話を
聞きに伺うことで、インターン生の貧困問題への理解を深めることを目的としています。
今期はオイコクレジットジャパン様、NPO法人国際エンゼル協会様、
青年海外協力隊OBで現在堀川高校教諭の大槻一彦先生を訪問させていただきました。
報告では、訪問したインターン生・アイセックメンバーがそれぞれ資料を用いて、
得た知識を発表しました。

グループワークでは、3つのグループに分かれて
「どんな貧困問題があるか」
「その解決策として何が考えられるか」
「貧困問題解決に貢献していくために、インターンシップ前・中・後に何ができるか」
について話し合いました。
難しい議題でしたが、
「教育体制が不十分だから貧困から脱出できないのではないか」
「給食制にすれば、親は子供たちを働かせずに学校に通わせるのではないか」
など、たくさんの意見が出されました。
また、
インターンシップ後には多くの人に自分の経験を伝えて、社会に還元していきたい」
という意見もあり、
これからインターンシップを行うインターン生の問題意識が深まったことと思います。


道普譜人の喜田様と福林様は途上国で道路を整備する活動をされており、
その活動を中心にお話していただきました。
お二人はケニアを中心に活動されているということで、現地の写真も見せていただきました。
写真に写る現地の人々の笑顔が印象的でした。

個人的には
「実際に問題に立ち向かうのは現地の人。私たちはその手伝いをするだけ。」
というお言葉になるほどなぁ、と感銘を受けました。
喜田様、福林様にはお忙しい中たいへん有意義なお話をしていただき、
本当にありがとうございました。

今回の討論会でインターン生のやる気が増して、
充実したインターンシップにつながってくれたら、と思います!

文責:アイセック京都大学委員会送り出し事業部
Poverty Solution Program 道久真理絵