韓国フレンドシップツアー!!

こんにちは、送り出し事業部Broadening Horizons Program の井上裕太(京都大学 総合人間学部1年生)です。
8/4~8/10の一週間、韓国のAIESECに所属する一回生6人が、韓国と日本のAIESECの友好関係を深める名目のもと京都大学のAIESECに来てくれましたのでその報告を時系列に沿ってさせてもらいます。
<

一日目はWelcome Partyと題して旅の疲れを考慮にいれながらの、控えめな歓迎会を開きました。初日ということもあって、緊張をほぐす意味でも有意義なパーティーでした。
二日目は京都大学周辺の観光地巡りをしました。日本の神社、仏閣のしきたりに興味津津のようで色々な質問を受けたのですが、日本人のこちらもたじたじの鋭い質問ばかりで自分の不勉強さを実感しました。夜は、滋賀県の長浜の方まで花火を見に行きました。見物客の多さに驚いていたようでしたが、日本の花火を観ることができてよかったとのことです。
三日目は広島に原爆が投下された8/6ということもあり、広島で行われたPeace Candleというイベントに参加してきました。Peace Candleとは原爆ドームの周辺に火をともした蝋燭を並べ、8/6という歴史的な日に平和とは何かを個々人で考え直すという企画です。唯一の被爆国、日本のHiroshimaに赴くことができて、平和への関心が一層深まったようでした。


四日目は関西や関東のAIESECの人たちが一同に会した、平和について考えるAIESECのイベントに韓国人にも参加してもらいました。語り部の人から生の戦争体験を直接聞くことができたのが印象的だったようです。
五日目は広島の尾道を観光した後に、京都に帰り清水寺にも観光に行きました。夜は、日本の夏の風物詩であるスイカ割りを体験してもらいました。ゲーム感覚で非常に楽しんでくれていたようです。

六日目は嵐山の方に赴き山道を走るトロッコに乗って京都の自然を満喫してもらった後、京都に来れば見ること必至の金閣寺に観光に行きました。夜は日本での最後の夜ということもありFarewell Partyと題したしんみりとしたお別れ会を開きました。

七日目は、朝は今回の韓国と日本の交流会が来年以降も引き続き行われることを約束し、7日間を振り返って今回の交流会のWrap Upをしました。
7日間韓国人に同行した中で、韓国の兵役、竹島の領土問題に関する韓国人から直接的に率直な意見を聞けたことは興味深かったです。これは後日談になりますが、8/15という日本にとっては終戦記念日、韓国にとっては独立記念日という特別な日に政治的な議論をSkypeで行えたのも非常に刺激になりました。今回の交流会が文化的な交流を超えて、日韓が政治的にも良好な関係を築くための何らかのきっかけになれば幸いです。

文責:アイセック京都大学委員会 送り出し事業部
   Broadening Horizons Program 井上裕太