堀川高校学校授業

こんにちは!
送り出し事業部Poverty Solution Program 1年生の金子美咲です。
今回は11月10日、11日に堀川高校で行った授業について報告させていただきます。

11月10日は、今夏トーゴインターンシップを行った大槻浩之さんに
授業を行っていただきました。
この授業では主に、トーゴについてのクイズを出したり、
現地で行ったHIV・AIDS調査の仕事について紹介したりすることで
生徒さんにトーゴという国の現状について教えていただきました。
生徒さんは皆真剣な表情で授業に耳を傾けており、
貧困問題への理解を深めることができたようです。
その後のグループワークでは、生徒さんたちに「日本の子供たち、トーゴの子供たちの
『教科書・ペン・ノート』への認識にはどのような違いがあるか」
という問題について考えてもらいました。
アイセックメンバーも司会として参加しながら、
生徒さん同士非常に濃い意見交換ができました。
生徒さんに貧困問題を身近に感じてもらう良い機会になったのではないでしょうか。


授業の様子

翌日行われた授業は、今夏ベトナムインターンシップを行った
青木俊憲さんに担当していただきました。
今回の授業では、HIV・AIDSの知識を普及させるために授業を行うという
インターンシップを通して青木さんが感じた貧困、
仲間と協力して目標を達成するという経験についてお話していただきました。
青木さんに伝えて頂いた海外経験の生の声は、
生徒さんの海外への意識をさらに高めてくれたと思います。
グループワークのお題は「途上国の子供はなぜ学校に通うべきなのか」
という少し難しいものでしたが、国際問題に関心のある生徒さんということで
活発な議論が交わされていました。
改めて途上国の実状を考えさせられるグループワークとなりました。


授業の様子

また、この堀川高校の授業ではプログラムのメンバーも
授業をお手伝いさせて頂くことで、有効な授業の行い方や生徒さんへの接し方等、
今後の活動に活きる多くの事を学ぶことができました。

改めて、今回授業の場を提供していただいた堀川高校の先生方、
生徒さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

文責:アイセック京都大学委員会 送り出し事業部
   Poverty Solution Program 金子美咲