Green Earth Project 事前勉強会

こんにちは!Green Earth Project一回生の岡田拓郎です。

今回は、7月10日に行ったGreen Earth Project事前勉強会の報告をさせていただきます。

今回の勉強会の目的は、インターン生の方とメンバー共に、講師による講演と環境問題に対する意見交換を通して環境問題に関する考えを多角化させ、思考を深める、ということでした。

今回は、外部講師として柴田昌三先生(京都大学フィールド科学教育研究センター 里域生態系部門教授)をお呼びし、インターン生1名と、プロジェクトのメンバー19名で行いました。
柴田先生は京都大学で主に里山資源保全学について研究されています。また、新たに造り出される緑を有効に育てるための研究もされているそうです。

当日は、まずインターン生の方に、環境問題を題材にして、事前に調べてきてもらったことをパワーポイントで発表していただきました。
内容としては、主にエネルギー問題について、今回の原発問題を受けて、これから代替エネルギーを広めていくためには、生産コストの削減、発電量の安定、生産→分電のシステムの改善が必要になってくるだろうというものでした。

その後、柴田先生に、ご自身の環境問題への見解を述べていただきました。
今回は主に、先生が実際に海外まで足を運び得た情報、知識をもとにした人間と自然との正しい付き合い方や、現地に足を運んだからこそ分かる、地域による人々の考え方や常識の違い、また、それらの違いから来る環境問題への取り組みの姿勢などについて話していただきました。

途中、参加メンバーからの質問に丁寧に答えていただき、より理解を深めることができました。

最後に、柴田先生がブータンへ行った際に撮られた写真を見せていただきました。フィールドワークへの興味をそそられました。

今回の勉強会で、環境問題に対してより深い理解と、新しいいくつかの視点を得ることができました。また、ネット情報ばかりに張り付いてばかりでは駄目だということを思い知らされ、良い方向へ意識が改められました。

今回お忙しい中お越しいただいた柴田先生には、メンバー一同大変感謝しております。有難うございました。

文責:アイセック京都大学委員会
   Green Earth Project 岡田拓郎