ベトナムスタディーツアー報告−前編−

こんにちは!
京都はすっかり冷え込んできて、寒さ対策にユニクロヒートテック大人買いしてしまいました。

さて、今年の9月5日〜9月12日に、人間性探求プロジェクトの総勢14人でスタディーツアーとしてベトナムに行ってきました。
少し遅くなってしまいましたが、その報告をさせていただきます。
まずはスタディーツアー前半です。


1日目

初日の9月5日は、関西空港からベトナムへの中継地点、台湾まで飛行機で行きました。関西空港を17時頃たち、台湾には19時頃に到着しました。ホテルでチェックインを済ませた後は、いざナイトマーケットへ!
ナイトマーケットでは屋台がものすごく多く出ており、人も多く、とても活気がありました。たくさんの食べ物が売っていたのですが、鳥の丸焼きなど、日本ではあまり見られない物が数多くあり、非常に楽しかったです。ナイトマーケットを回ったあとはホテルに帰り、次の日の朝に備えて早々と床に就きました。

2日目

2日目の朝は皆早起きをして、私達は朝早く、台北からハノイへと移動しました。
現地で予約していたバスに乗ってホテルに行き、現地のアイセックの人達と合流しました。私達が合流した現地のアイセックの人は二人の可愛い女性でした!(なんと彼女達は私達と合流する為にわざわざバイトを休んでくれたそうです!)
お昼ご飯は彼女達がお勧めするフォーというベトナム料理を食べましたが、これが日本では全く食べたことの無い味で、また機会があれば食べてみたい程、美味でした。その後アイセックに関して情報交換を挟みながらも、学生らしくお互いの大学生活に関する話をしながらハノイ最大のマーケットを回りました。その後、彼女達と別れ、ホテルに戻りました。
このスタディーツアーの2日日の殆どは移動に終わりましたが、とても楽しい一日でした。

3日目

この日は、午後からNGO団体「時遊人」のスタッフの方々の同行の下、ハノイ平和村を訪問しました。ハノイ平和村には、ベトナム戦争時の枯葉剤被害者の2世3世の方々が暮らしています。
建物の内部は日本のようにキレイではなく、食事も質素でした。そして寝室は、改善されたとはいえ、簡単なベッドが密集しただけのプライベートのない空間でした。やはり援助が追い付いていないんだな、と思うと同時に時遊人のスタッフの方々の「何も足りていない」という言葉が脳裏に焼き付きました。
施設の子ども達は、普通の子どもと同じように遊んでいましたが、やはり生活に特別な補助が必要なようでした。彼らは大人になったら一人で暮らしていけるのだろうか、などと思いながら、楽しそうに遊ぶ彼らを見て複雑な気分になりました
ハノイ平和村の方々は真面目に信念を持って働いていらっしゃる印象を受けましたが、NGOという立場を利用し寄付金を個人の財産として使用する団体が存在するという話を伺って、衝撃を受けました。そんな中、時遊人の方々の、「直接会って、直接届けて、実態を見て、支援するかを決める。」という信条はとても大事なことだと思いました。

4日目

午前中はグループに別れてハノイ市内を観光し、午後はグループ各々がタクシーでハノイ日本アカデミー NPO法人VCI人材戦略研究所に到着。ここでは、日本での就職をめざすベトナムの学生が日本語や日本の技術を学んでいます。まず日本人の校長先生にお話を伺い、実際にベトナムの学生が学ぶ教室に入って、日本語で自己紹介をして交流しました。その後、近くの飲食店へ全員で大雨の中を移動。お店では、勉強や働くことに対する意識の高い彼らと日本語でさまざまな会話を交わしながら、わいわい楽しく飲み食いしました。


文責:アイセック京都大学委員会 人間性探求プロジェクト 
   (序文)道久真理絵、(1日目から順に)境達樹、岩崎洸樹、四方裕、大柳慧