京都着物企画十二単勉強会
こんにちは!
京都着物企画一回生の野尻昌仁です!
今回は10月7日に行った僕達のプロジェクトで行った勉強会の報告をします。
この写真は、着ればたちまち平安の空気が漂う、カラフルだけど暑そう&重そうなこの衣装は、そうご存じ!十二単です!
今回の勉強会では、衣の会様にご協力いただき、十二単について勉強しました。
初めは京都着物企画のメンバーの阿瀬をモデルにして、実際に十二単を着付けるところを見学しました。
十二単という名前は俗称であること、「もぬけのから」という言葉は十二単の一部である「裳」が語源であることなど、豊富な解説つきでとても興味深かったです。
この状態が文字通り「裳ぬけのから」ということになります。
一旦着付けてしまえば着脱は容易で、あとはものの数分で着ることが出来ます。
その後全員が十二単を着ることができました。
実際に着てみると十二単はやはり重く、女性にとっては腕をあげるのも難しいようでした。
ですが、歴史を代表する晴装束は美しく、それを纏う女性メンバーをいつもに増して綺麗に見せます。平安時代、身分の高い方に仕える人しか着ることが出来なかったというのも納得です。
全員こんな感じで記念写真を撮りました。部屋の中では始終シャッター音が鳴っていました。
そして、お待ちかねのサービスショット!男性ももちろん全員体験しました。美しいでしょ?(笑)
今回の勉強会のおかげで、改めて日本の伝統文化の良さを実感することができました。
やはり僕たちは日本のことが大好きだなあということも。
この素晴らしさを伝え、遺していく為に、これからも京都着物企画として活動に励みたいと思います。
文責:京都着物企画 野尻昌仁