ウクライナでのインターンを室町小学校の校長先生に報告しました!

送り出し事業部の坂本彩由里です。

4月24日ウクライナインターンシップへ行かれた青木皓さんが、
京都市立室町小学校の吉見薫校長先生にその報告をしました!

青木さんはインターンに行く前に
吉見校長先生に日本の教育についてお話を伺っており、
今回は青木さんがウクライナの教育現場等について報告するという形でした。
青木さんは、
ウクライナの中学生、高校生に対して日本の文化についての授業をする」
というインターンシップを行われました。

日本文化を生徒に伝えていくということで書道セットを使ったりと、
生徒が興味を持てるように青木さんなりに様々な工夫をして、授業を行いました。
また日本の文化を伝えるだけでなく、授業を英語で行うということで
ウクライナでは、ロシア語とウクライナ語が公用語
生徒たちに英語を教える授業も行いました。
また、いつも体育の授業に参加して生徒たちと一緒にサッカーをやって、
スポーツを通して生徒との交流をし、仲良くなったそうです!!
言葉が通じなくても、一緒に活動したり、遊んだりすることで仲良くなれるんだ、
ということを楽しそうに話してくれました。
そしてウクライナでは先生の都合で授業がなくなったりということがしばしばあり、
授業がつまらないから授業をさぼってしまう生徒も多々いたりと、
教育制度に不十分なところがあるということも話しておられました。
これらのことについては日本にも同じような問題があり、
教育において起きる問題というものはどこの国、地域でも同じなんだ、
ということをおっしゃっていました。
そしてウクライナの学校では学年発表会というものが度々開かれ、
生徒がそれぞれ発表を行う機会が多くある、ということも話されていました。
そういった機会のおかげで、自分のことを伝える、表現するということは
日本の学生よりもとても積極的に行えて、それはウクライナのいいところだと思います、
とお話されていました。

青木さんのインターンシップでの様々な経験を聞いて吉見校長先生からも、
「留学などでは経験できない、深い経験ができたんですね。
行く前と顔つきが変わってとても生き生きしてますよ。」
と言っていただきました。
それを聞いた青木さんの照れくさそうな顔がなんとも言えませんでした。

青木さんが、有意義なインターンシップを行えて本当に良かったです!!
これからも青木さんのように、海外インターンシップを通じて様々な経験をして、
インターン生の方が成長できるような機会を提供していけたらと思います。

文責:アイセック京都大学委員会送り出し事業部
   坂本彩由里